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【努力って実は辛くない?!】理学療法士・作業療法士(リハビリ職)が努力癖をつけるマインドセット(努力家、努力すべきこと)

投稿日:2019年6月1日 更新日:

理学療法士・作業療法士(リハビリ技師)は常に勉強や自己研鑽といった努力が必要です。

しかし、努力とは「苦しんで何かをすること」ではないのです。

貴方は、

「努力」「頑張る」

ということを、

どういう意味で捉えていますか?

よく「スポ根系」の漫画やアニメなどであるような・・・

「死に物狂いで〜」

 

「血の滲むような〜」

みたいなものを、

想像しやすいのではないでしょうか?

つまり・・・

「努力=苦しいもの」

であるという考え方ですね。

しかし、

この考え方は本当に正しいのでしょうか?

貴方の職場の先輩や同僚で頑張っている人を想像してみてください。

その人たちは、

苦しそうに毎日勉強したり手技の練習をしたりしていますか

恐らくそんなことはないのではないでしょうか?

努力というのは、

「イヤイヤするものではなく、

ついついしてしまうこと、

気づいたら続けていたこと」

のような、

「楽しい」事が根本にあるべき

です。

そこで今回は、

「努力が楽しくなるマインドセットについて」

御紹介します。

 

リハビリ職でも「努力が楽しくなる成長マインドセット」とは?

今回、御紹介するのは、

「成長マインドセット」

と呼ばれるものです。

または、

「しなやかなマインドセット」

とも呼ばれています。

このマインドセットが出来ている人は、

「努力する事が楽しく感じて、

どんどん自分で努力をする」

ようになります。

もはや、

努力という言葉すら使わなくなっている

事もあります。

これは仕事がそういうマインドになっている人もいますが、

よく趣味に没頭していたら、

気付くと1日経っていた

などの経験はありませんか?

「その時の状態が成長マインドの状態である」

と考えてもらえたら良いでしょう。

マインドセットというと、

何か堅苦しいイメージや、

簡単にマインドセットなんて変わるわけがない

と思うかもしれませんが、

そんなことはありません。

学生を対象にした実験では、

成長マインドセットに関する動画を50分(25分×2回)見たグループは、

その他のグループと比べて試験の成績にて向上が見られた

と報告されています

つまり、

「特別な訓練を長期間行わなくても良い」

のです。

 

理学療法士・作業療法士が知っておくべき「成長マインドセット」と「硬直マインドセット」

成長マインドセットとは、

「自分は努力すれば何者にでもなれる」

という気持ちになっている状態です。

「自分自身の可能性を信じている状態」

とも言えます。

アニメの天元突破グレンラガンに出てくる、

カミナというキャラクターの有名なセリフに

「俺が信じるお前でも無い、お前が信じる俺でも無い、お前が信じるお前を信じろ」

というものがあります。

まさに、

この成長マインドセットの事を言っているようなセリフですね。

反対に、

硬直マインドとは、

能力は才能で決まってしまい、

努力ではどうしようもない事だ

と思ってしまう気持ちです。

「自分の可能性を信じていない状態である」

とも言えます。

アニメの「のび太君」を始めとした、

どこか頼りない主人公たちがよく言う

「どうせ僕なんて、、、」

のようなセリフは、

硬直マインドを表しています

 

リハビリ職が実践すべき【成長マインドセットの具体的方法】

「成長マインドセット」をするためには5つの方法があります。

①才能よりも、努力に目を向ける

②結果と努力の因果関係をはっきりさせる

③努力では解決できない範囲を明確にする

④正しい努力を行う

⑤進んでいる感覚をつける

一つづつ順に説明していきますね。

 

①才能よりも努力に目を向ける

人は才能や成果に目が向きすぎると、

失敗を恐れたりする傾向が強くなる

と言われています。

成果や才能を賞賛し過ぎてしまう事で、

「もっと成果を出さなければ」となってしまい、

最悪の場合、嘘をついてしまったり不正を働いてしまう可能性

があります。

行動分析学でも、

「賞賛を与えるとその直前の行動は強化される」

と言われているので、

賞賛を与えるものを考えないと、

自分が本当に強化したい行動が強化されません

自分の行った努力を賞賛する場合は・・・

「継続している事」

 

「どのように継続する努力をしたのか」

などを中心に考えると良いかもしれませんね。

努力に対してしっかり賞賛する事で、

その努力をした行動が強化されます。

臨床においては、結果が全てです。

ですが、

仮に結果がついてこなかったときも、

自分がどんな事を頑張ったのかにも目を向ける事で、

継続して成長していける

でしょう。

 

②結果と努力の因果関係をはっきりさせる

努力を褒めろとは言っても、

ただ闇雲に褒めるだけでは結果に結びつかないので、

やはり継続出来ません。

自分で良い結果が出せた時に、

何を頑張ったから結果が出たのか?

を考える事が必要です。

臨床で結果が出た時に、

自分がどんな努力をしてこの結果に結びついたのか?

を考えるようにしましょう。

臨床でいうと、

仮説検証して仮説が立証できた時に

自分が何を勉強したからなのか?

どんな練習を行ったから立証出来たのか?

を考えてみましょう。

そうすれば臨床がもっと楽しくなるはずです。

 

③努力では解決できない範囲を明確にする

努力は賞賛されるべきものなのですが、

「努力がすべて必ず報われるわけではありません」

努力をする事はとても重要ですが、

努力してもどうしようもないこと

は実際に存在します。

例えば、

「臨床で膝の変形が強い人を担当した」

とします。

筋力のバランスや身体の使い方で、

変形しているように見える人などは、

リハビリでなんとかなる場合も多いですが、

実際に変形してしまっている場合、

私たちが膝の変形を治す事は出来ません。

同じく脳卒中の方の麻痺を治すことも出来ません。

自分の出来ることで、

解決可能なものに対して努力をしないと、

どんどん深みにハマって、

最終的には努力をする事が嫌になって

しまいます。

患者さんに対しても、

実行不可能な課題ばかり要求してしまうと、

学習性無力感が強くなり、

努力する事が出来なくなってしまうので、

課題の難易度調整はとても重要な因子

になります。

 

④正しい努力を行う

努力とは闇雲に続けるものではありません。

大切なのは正しい努力を続ける事です。

では正しい努力とは何か?

それは出口をはっきりさせる事です。

例えば、

闇雲に臨床に関する知識を入れても、

何に使うかがわかっていない状態では、

あまり意味がありません

セミナーに参加するのも同様で、

そこで得た知見をどのように生かすか?

を予め考えておく必要があります。

自分が担当している患者さんなど、

具体的なイメージが出来ていると尚、良いでしょう。

 

⑤進んでいる感覚をつける

どれだけ正しい方向に向かっているとしても、

今自分がどこに向かっていて、

どの辺りにいるのかがわからないと

継続して行うのが困難

になります。

臨床でも、

長期的な目標だけだと進捗がわからないので、

モチベーションも上がりにくい

です。

例えば、

「今日は長期目標の歩容の改善はあまり出来なかったけど、歩容の改善に必要な股関節の可動域は前より拡大してきたな」

など、

些細なことでいいので、

何か前と変わったところを見つけて、

進んでいる感覚をしっかりと持つ事が重要です

 

【まとめ】理学療法士・作業療法士(リハビリ技師)の努力は臨床に直結します!

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臨床であれば、

成長マインドセットは、

「患者さんのために一生懸命、仮説検証を繰り返すこと」

で身につける事が出来ます。

そして、

これは臨床以外でも、

努力が癖になる事で普段の生活においても

色々と良い事が増えてきます。

是非意識してみてください!

他にも、

「成長マインドセット」は自分自身が成長する以外にも、

「患者教育」にも非常に重要なことである

とも言われています。

これからも正しい努力をして、楽しい臨床にしていきましょうね。

そして、努力を積み重ねていくことで必ず結果に繋がりますよ!!

 

【筆者プロフィール】

八木大樹

静岡県出身。急性期〜生活期、訪問リハと経験し現在に至る。「楽」をモットーにブログで情報発信してます。

ブログ:https://ohagi-riha.com/

Twitter:@ohagidaiki

 

#理学療法士 #作業療法士 #リハビリ #仕事 #マインド

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