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理学療法士 作業療法士も役立つ「認知症になる可能性を下げたい」なら「歯周病予防」が効果的!

投稿日:2019年8月15日 更新日:

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理学療法士、作業療法士(リハビリ職)である貴方!

「80歳になっても、自分の歯を20本残そう」という「8020運動」を聞いたことがありませんか?

 

 

リハビリ職は

若い世代が多く、

20~30代のセラピスト

にとっては

「そんな先のこと考えてないよ!」

と思いませんか?

(筆者もそうですが・・・)

 

しかし、

将来の健康は

今の積み重ね

で作られるているのです。

 

それは

体型や内科的病期

もそうですよね。

(特に糖尿病やCOPDなど)

 

 

そして今回は、

「8020運動で何が予防できるか?」

というテーマですが、

もちろん

「食生活を維持する」

ということもそうですが、

歯を失うことで

リスクが高まる病気に

「認知症」も含まれる

ということをご存じですか?

 

そして、

歯を失う原因の1位は、

「むし歯」

ではなく

「歯周病」

だということも

知っていましたか?

 

つまり、

歯周病を予防することが

認知症予防に効果的

なのです。

 

 

【リハビリ職も知っておくと便利】歯周病が認知症を引き起こす

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「歯周病が

アルツハイマー型認知症を

引き起こす」

この事実は、

さまざまな研究により判明し、

近年では広く周知される

ようになってきました。

 

その理由としては、

歯周病菌が出す毒素

によって歯肉に炎症が起き

炎症物質「サイトカイン」が

血液に運ばれて脳に流れ込むと、

脳の中で「アミロイドβ」という

"脳のゴミ"

が増えてきます。

 

それが、

「アルツハイマー型認知症の

大きな原因」

だと言われています。

 

つまり、

気を付けなければ

いけないのは、

「虫歯ではなく歯周病」

なのです。

 

虫歯と歯周病の違い

「虫歯」は歯の組織に虫歯菌が感染して歯が溶かされ、

「歯周病」は歯と歯肉の境目の溝に歯周病菌が感染して歯を支える歯槽骨(しそうこつ)が溶かされる炎症です。 

 

「歯が少ない人は

ボケやすい」

とは昔から

言われていることですが、

"口の中に残っている歯の数"

"認知症発症率"

に関連があること

がわかっています。

 

アルツハイマー型認知症を

発症している高齢者に関して

失った歯の本数が多い人ほど

「脳の萎縮度が高い」

という

画像診断結果が出ています。

 

つまり、

歯がないと

アルツハイマー型認知症

を発症しやすいだけでなく、

認知症も進行しやすいこと

も明らかになったのです。

 

 

【理学療法士 作業療法士も知っておくべき知識】「噛む」という行為が記憶力を保つ

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歯でものをかむと、

一噛みごとに

脳に大量の血液が

送り込まれます。

 

歯の下には、

「歯根膜(しこんまく)」

という

クッションのような器官があって、

歯はそこにめり込むようにして

立っています

 

物を噛むときは、

歯がこのクッションに

約30ミクロン沈み込みます。

 

そのほんのわずかな圧力で

歯根膜にある血管が圧縮されて、

ポンプのように血液を

脳に送り込むのです。

 

その量は、

「一噛みで3.5㎖」

と言われています。

 

ところが、

歯の本数が少なくなればなるほど

脳に送り込まれる血液量が少なく

なります。

 

そのため、

「脳への刺激が減って

脳機能の低下に繋がる」

というわけです。

 

だからこそ、

認知症予防には

歯の保存がとても大切

になります。

 

 

【リハビリセラピストも実践しよう】歯周病予防には「今」が重要

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となると、

「歯周病をいかに

予防していくか?」

が重要になります。

 

この記事を読んでいる貴方も

もしかすると、

虫歯持ちかもしれませんが、

その場合は要注意です。

 

歯周病の罹患率は

35歳前後から上がっていき、

40代になる頃には・・・

なんと!

8割もの人が進行し

差はありますが

歯周病を発症します。

 

この頃から、

加齢により免疫力が低下する

ことが原因だとする説があります。

 

若い内は、

歯周病菌で歯茎に

軽い炎症が起こっても

たちまち治っていたのに

免疫力が落ちたせいで

修復のスピードが追いつかず、

歯周病が進行する

というわけです。

 

つまり、

将来的に認知症に

なるかどうかを決めるのは

「今の口腔内の環境を

いかに整えるかが重要」

だということですね。

 

 

【まとめ】リハビリテーション職こそ率先して「オーラルケア」を

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歯周病は、

風邪などと違って

自然治癒はしません。

 

そのため、

脳の老化を防ぎ、

活力ある脳の状態を

保ちたいのであれば、

遅くても35歳からは、

意識を変えて、

歯のケアを入念に

行う必要性

があるでしょう。

 

最近はオーラルケアのガム

なども発売されていますので、

こういった商品を活用して、

歯周病予防を徹底していく必要

がありそうですね。

 

セラピストである貴方自身も、

今一度、

「自身のオーラルケア」

を見直してみては

いかがでしょうか?

 

必ず将来に役立つはずですよ!

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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