理学療法士、作業療法士向けの情報サイトです。働き方や転職、また誰にも聞けない給料事情などをピックアップしています。

リハストリート

コラム

【今だからこそ】理学療法士・作業療法士|改めて知っておきたい「肺」と「横隔膜」の解剖学

投稿日:

理学療法士・作業療法士が治療・リハビリアプローチとして学ぶものとして、

・筋・骨格系へのアプローチ

・徒手療法

・運動療法、動作指導

が主となってきます。

しかし「筋」、「骨格」系へのアプローチには自信があっても、

実は「内臓関係には少し弱い」と思ったりしてませんか?

先日は「呼吸について」をテーマにお話をしましたが、

今回は「その呼吸をするための必須臓器」である「肺と横隔膜」について再確認していきたいと思います。

治療・アプローチには基礎解剖と生理学は必須です。

きっと臨床でも役に立つはずですよ!

「肺」・「横隔膜」は・・・

リハビリ時の呼吸の意識

呼吸リハビリ・呼吸ケアなど

呼吸器疾患を担当するセラピストには

比較的馴染みがある部位ですが

それ以外の療法士だと、

筋・骨に比べて自信がないと

思いませんか?

 

肺・横隔膜は、

「呼吸に直接的な関係がある部位」

で、

「非常に大事な臓器」

です。

 

そのため、

肺・横隔膜の解剖を

しっかりと把握しておくことは

とても大切です。

 

そこで今回は

今一度、

「肺と横隔膜の解剖について」

再確認していきましょう!

 

理学療法士・作業療法士の基礎解剖|「肺」の位置

「肺」とは・・・

正常呼吸時の容量は

片側で約1500mlであり、

空気を多量に含む臓器

です。

 

また、

構造として

左肺は、

上葉・下葉(及び舌区)の2葉

からなり、

右肺は

上葉・ 中葉・下葉の3葉

からなっています。

 

体表前面から見ると、

 

・鎖骨部に上葉の上端

 

・第4肋骨部が上葉と中葉(右肺)の境目

 

・第6肋骨が肺前面の下端

 

となっております。

 

 

では次に

体表後面から

みていきましょう!

 

ここで大事なのは・・・

「第2胸椎棘突起部に

上葉と下葉の境目である

斜裂の上端があり、

第10肋骨部に

肺背面の下端が位置」

しています。

 

これだけでも

前方・後方からの

肺の位置

大きさ

が想像できませんか?

 

それが実はとっても大切なんですよ!!

 

リハビリ職なら当然?|横隔膜の解剖について

次に、

腹式呼吸にも重要となる

「横隔膜」

についてです。

 

横隔膜は・・・

「胸腔と腹腔の境界にある筋板で

胸腔内臓と腹腔内臓の境目

としての

役割を担って」

います。

 

また、

 

血管

 

食道

 

 

横隔膜を貫くための3孔

(大動脈裂孔・食道裂孔・大静脈孔)

があり、

 

起始部は、

腰椎部・胸骨部・肋骨部の3部

からなります。

 

詳しい起始部として・・・

 

「胸骨部は剣状突起に付着」

 

「肋骨部は第7~第12肋骨・肋軟骨の内面に付着」

 

「腰椎部はL1~L4に掛けての

内側脚及び前縦靭帯に付着」

 

しています。

 

さらには、

「横隔膜脚」

という部位

をご存知でしょうか?

 

これは、

「食道の背側を通り、

第2・3腰椎の前面

についている

横隔膜の部位」

です。

 

実は、

この

「横隔膜脚」も

治療部位として

扱われること

もありますので、

知っておいて

損はないですよ!

 

【まとめ】現役リハビリテーション職でも解剖・生理学の基礎は大事!

いかがでしたか?

 

今回は学生さん向けに

近かった内容になりましたが、

現役セラピストの貴方も

忘れていたことも

あったのでは

ないでしょうか?

 

「なんとなくで良くなったリハビリの結果」

はセラピスト自身の

経験として蓄積されません。

 

これは断言できます!

 

大切なのは、

 

「仮説」

 

「検証」

 

「結果」

 

「再検証・評価」

 

の繰り返し

 

であって、

それに裏打ちされた

知識が必要となってきます。

 

治療・リハビリアプローチ自体を

学び深めていくことは大賛成です

 

だからこそ、

治療・アプローチする部位は

人体の身体を

正確に、適切に

把握しておくことが

とても重要なのです。

 

技術だけ・・・

 

結果だけに・・・

 

捉われないセラピストは

必ず努力を怠りません。

 

今回の記事を見て

「改めて基礎を振り返るきっかけ」

になりましたら幸いです。

 

≪リハスト公式質問箱≫

日々の臨床や仕事での悩みを受け付けています。

些細なことでも、どんどん質問して下さいね!

-コラム

Copyright© リハストリート , 2019 All Rights Reserved.