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現役理学療法士・作業療法士必見|「なんちゃってリハビリ」とは?

投稿日:

理学療法士・作業療法士の貴方!

「なんちゃってリハビリ」

という言葉を聞いたことはありませんか?

この言葉は読んで字のごとく

「リハビリもどき」

ということです。

現状のリハビリで問題視されている「なんちゃってリハビリ」とは一体、どのようなことを言うのでしょうか?

今回は、そこに迫っていきたいと思います。

 

理学療法士・作業療法士は必見|「なんちゃってリハビリ」のもととは?

ことの初めは、

理学療法士協会会長が

厚生労働省の診療報酬担当者と

意見交換をする場から

始まったそうです。

 

診療報酬改定に関する話題が中心で

突然に、

「なんちゃってリハビリ」

という言葉が飛び出してきたそうです。

 

その数か月前にも

厚生労働省の中で

その言葉を別の職員から

聴いていたそうです

 

そして

理学療法士協会の会長いわく

「この言葉の裏側には、

リハビリテーション医療に

対する不信感が強くあることを、

よくよく理解する必要があります」

との発言があったそうです。

 

リハビリ職も知っておくべき?|「なんちゃってリハビリ」の実態とは?

「なんちゃってリハビリ」とは、

具体的に何を指しているか?

 

それは・・・

 

リハビリテーション医療全体としての目的意識の欠如

 

リハビリテーション職の知識・技術不足

 

リハビリテーション科としてのチーム医療の崩壊

 

等々が

挙げられるそうです。

 

また急性期や回復期でも、

患者さんに

「お散歩しましょう」

という言葉で

「歩行をさせている」

とのことで、

 

会長がある病院の視察をした際に・・・

 

患者さんの前を

理学療法士が

歩いていた

 

そうです。

 

これは

「お散歩」という

言葉だけではなく

まさに、

「実情として散歩でしかない」

という印象を受けた

とのことです。

 

また会長曰く、

「我々理学療法士は、

患者さんに運動をさせるのではなく、

運動療法を行うからこそ

診療報酬がついているのです。

散歩でもなく、

歩行でもなく、

歩行練習を

させるからこそ、

診療報酬を

いただけるのです。

 

単位の水増しの

ためのお散歩、

 

これで

基本的動作能力に関する専門職

といえるのか?」

 

さらには、

どうしても気になることが

もう一つあったそうです。

 

それは・・・

「回復期病棟の

リハビリ室を覗くと

ことのほか静か」

とのこと。

 

「患者さんがいないのか

と思うとそうではなく、

ほとんどの患者さんはベッド上臥位で,

リハビリ職は

背中や腰をさすっているのです。

一部ではなく、

ほとんどがその状況です。

その状況下でリハビリ室に

活気があふれることはあり得ません。

介護保険や地域包括ケアシステムの

第一人者ともいえる方から、

『ケアシステムにおいて

リハビリテーションの必要性を強く信じています。

しかし私の知る限りでは、

在宅リハビリテーションは

マッサージ中心のようですね。

リハビリテーションの目的は

生活の自立にあることを

忘れては困ります』

という指摘をされました。」

とのことです。

 

そして、

マッサージ的行為を

すべて否定する気はありませんが、

それに終始している現状があること

についての猛省が必要です。

 

何故このような状態になったのか、

いくつかのことが考えられます。

 

その根幹として、

単位数による

リハビリテーション医療の評価

が始まったこと

にあります。

 

新人の理学療法士も

一人の患者さんに

3 ~ 4 単位の理学療法を

実施しなければならない状況

となりました。

 

臨床実習前教育でも、

臨床実習教育でも、

そこまでの教育は

全くされていません。

 

また、

卒後に関しても

上司の理学療法士が

十分な後輩の指導を行っていない

施設が少なくない。

 

との印象を受けたそうです。

 

【最後に】「なんちゃってリハビリ」の境界線とは?

いかがでしたか?

 

ここまでの記事をみて、

貴方も

「ドキッ」

としませんでしたか?

 

もし、

なんとも思わない・感じない様であれば

それはおそらく、

貴方の中で、

普段実施している臨床・リハビリに

根拠や推論が伴っているから

です。

 

逆に

「ドキッ」

と感じてしまった場合には

考えものです。

 

リハビリの形とは、

患者さん・利用者さん

そして

リハビリ職の数だけある

と言えます。

 

その中で

「なんちゃってリハビリ」

と断定するのは

困難としか

言いようがありません。

 

しかし、

大切なことは

リハビリテーションの専門家として

適切なリハビリを提供できているかどうか

です。

 

今回の記事を見て、

少しでも

「自分事に感じた」

のであれば、

明日からの臨床では、

正しく自分の根拠を持って

リハビリを実施していくこと

をオススメします。

 

それが

「数年後に大きな経験となる」

からです。

 

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