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リハビリのための【Qセラシリーズ3-①】筋力を動作に繋げるための評価・介入の工夫は何かありませんか?

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おはようごございます。PTみふぁら♪です。

前回までのQセラシリーズ1、2では中枢神経疾患についての記事でした。

【Qセラシリーズの記事】はこちらから ↓

【Qセラシリーズ 記事一覧】

 

待望のシリーズ第3弾は・・・

骨関節系疾患の機能障害、第〇位!!

『筋力低下』についてです(^^)/

 

 

実は貴方も、

筋力って理解できているようで、

しっくりきてないんじゃないですか?

 

今回のシリーズでは、

『筋力を動作に繋げるための

評価・介入の工夫は

何かありませんか?』

という質問に

答えるための視点を

紹介していきます。

 

※図A(https://www.irasutoya.com/2017/05/blog-post_545.html)より引用

 

理学療法士・作業療法士なら当たり前?|筋力増強運動の三種の神器・・・

貴方も実習生や若手の頃、

単純な筋力増強運動が

動作の改善に繋がらない経験を

したことがあるのでは

ないでしょうか?

 

もちろん筆者も若手の頃はよくありました(>_<)

とりあえず

筋力増強運動の

三種の神器を

使ってみるけど・・・

 

側臥位での股関節外転運動がトレンデレンブルグ様跛行の改善に繋がらない・・・

 

背臥位での股関節伸展運動(お尻挙げ)が起立動作の改善に繋がらない・・・

 

座位での膝関節伸展運動がラテラル・スラスト様跛行の改善に繋がらない・・・

 

これは介入手技が

未熟であることも

ありますが

真のimpairmentレベルの

問題点(優先順位が高い問題点)を

見つけ出すことが

できていないことも

大きな原因である

とも考えられます。

 

リハビリ職のための構造的因子・機能的因子・その他の因子って?

貴方は学生の頃の

症例レポート(レジュメ)の

impairmentレベルの問題点に、

『○○筋の筋力低下』

と記載したことは

ありませんか?

 

実はこれではまだ

impairmentレベルの問題点

とは言えないのです。

 

筋力低下には

さらに原因があり、

 

・構造的因子

 

・機能的因子

 

・その他の因子

 

に大きく分けられます。

 

「構造的因子」

はいわゆる解剖学的なもので、

例えば、

筋肥大(量)や

筋・腱の柔軟性、

筋損傷

などが挙げられます。

 

機能的因子」

はいわゆる生理学的なもので、

例えば、

α運動ニューロンの発火頻度や

運動単位の動員数、

運動単位の同期化

などが挙げられます。

 

「その他の因子」

は多くは筋以外のもので、

例えば、

皮膚や姿勢、

注意の影響

などが挙げられます。

 

※図B

単に『○○筋の筋力低下』と

問題点を挙げてしまっていては、

三種の神器を使った

単純な筋トレになってしまいますよね(^^;

 

※詳しくは今後の『筋力の再考セミナー』の開催を要チェック!!

【緊急特別企画!】若手セラピストのための筋出力の再考~背景因子別の評価と治療による即時効果~

 

筋力低下の原因を追究するには・・・『3歳児なんでなんで理論』が使える!!

貴方は3歳児と遊んだことはありますか?

 

筆者の長男が3歳の頃、

『なんでなんで』攻めされていました(^-^;

 

① なんでいちごはおいしいの?

→いちごがあまいからだよ

 

② なんであまいの?

→はちさんがみつをはこんでくるからだよ

 

③ なんではちさんはみつをはこんでくるの?

→それがおしごとだからだよ

 

④ なんではちさんはおしごとをするの?

→・・・

 

といった感じです(^^;)

※図C(いちご狩り中の筆者の長男)

 

これを

筋力低下の

原因の追究に

置き換えます。

 

① なんでトレンデレンブルグ様跛行が出現するの?

→中殿筋の筋出力が低下しているからだよ(もちろん他にもあります)

 

② なんで中殿筋の筋出力が低下しているの?

→中殿筋と表層の皮膚との滑走性が悪いからだよ(もちろん他にもあります)

 

③ なんで中殿筋と皮膚との滑走性が悪いの?

→それは手術による皮下出血が貯留しているからだよ(もちろん他にもあります)

 

④ なんで皮下出血が貯留しているの?

→それは背臥位で過ごす時間が長いからだよ

 

となります。

 

とすると、

単純に中殿筋の

筋力増強をしても

皮膚が筋の滑走の邪魔をして

本来の筋力を発揮できない

と考えます。

 

ということは、

皮膚への介入や

皮下出血の貯留を

改善させるための

ベッド上ポジショニングも、

筋力増強への介入になる

ということですよね(^^)/

 

この場合、せめて

『皮膚の滑走性低下による中殿筋の筋出力低下』

と問題点を記載した方が、

『皮膚の滑走性低下による』

という

原因に対して

介入できるようになります!!

 

【最後に】リハビリテーション職種の「筋力」の捉え方

『筋力』の低下を

『筋出力』の低下

と捉えて評価・介入することで、

様々な手段を用いた

筋力増強が可能

となります。

 

単純な筋力増強運動が

効果的ではなかった場合、

違った視点から考えると、

より楽しい臨床になること

間違いありません!!

 

次回は、

「筋出力を邪魔する因子について」

さらに深めていきますね(^^)v

 

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