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リハビリのための【Qセラシリーズ4-①】治せるセラピストになるための評価のコツは何かありませんか?

投稿日:2019年10月6日 更新日:

おはようございます!

PTみふぁら♪です。

前回までのQセラシリーズでは

「よくある障がい・症状について」

がテーマでしたが、

第4弾は少し変えて・・・

セラピスト&実習生の悩み、第〇位!!

治療に繋げるための『評価』についてです(^^)/

 

評価の定義を整理して細分化していけば糸口が見つかるかもしれません。

 

今回のシリーズでは、

『治せるセラピストになるための評価のコツは何かありませんか?』

という質問に答えるための視点を紹介していきます。

 

画一的な流れ=リハビリセラピストのロボット化?

 

貴方はこんな場面を見かけませんか?(Part1)

 

① どんな患者さんにもお決まりのように・・・

 

② リハビリテーション室に来て・・・

 

③ 歩行状態などの確認もせず・・・

 

④ すぐにプラットホームへ・・・

 

患者さんも、

 

プラットホーム横に来ると→習慣のようにプラットホームに移ろうとする・・・

 

 

患者さんも、

 

プラットホームに座ると→習慣のように靴を脱いでプラットホームに横になろうとする・・・

 

この習慣を作ってしまっているのは誰でしょうか?

 

 

貴方はこんな場面を見かけませんか?(Part2)

 

① 関節可動域運動・・・大腿部・腰部のマッサージ(目的なし?)&腓腹筋・ハムストリングスのストレッチング

 

② 筋力増強運動・・・キッキング&お尻上げ&開排運動を、とりあえず(?)10回×2セット

 

③ 立ち上がり練習・・・適当な高さで、とりあえず(?)10回×2セット

 

④ バランス練習・・・目的なく(?)手でバランスをとりながら継ぎ足・片脚立ち

 

⑤ 歩行練習・・・という名の『お散歩』?

 

⑥ 『お疲れさまでした』からの→『あ~、良くなったわ』と言ってくれている患者さんと喜ぶセラピスト(笑)

 

理学療法・作業療法・言語聴覚療法とリハビリテーションを区別していますか?

 

理学療法・作業療法・言語聴覚療法や

リハビリテーション

という用語については

養成校の1年生で

『リハビリテーション概論』

という科目で学んだ

と思います。

 

恥ずかしながら筆者は、

その時には

『そんなんどうでもええやん』

って思ってしまっていました(>_<)

 

では定義を整理してみましょう!!

 

【理学療法(PT)】(理学療法士法及び作業療法士法)

 

主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えること

 

 

【作業療法(OT)】(日本作業療法士協会・定義)

 

人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である

(作業…対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為)

 

 

【言語聴覚療法(ST)】(言語聴覚士法)

 

音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者について、その機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うこと

 

機能を『治す』ということが明記されていますね(^^)

 

理由(原因)を追究して

治療するのが

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の専門性

と言えます。

※理由の『理』は理学療法士の『理』ですね(^^)/

(筆者は理学療法士なので若干、寄ってしまいましたm(__)m)

 

なのに、画一的に・・・

揉んで擦って散歩して・・・

 

はたして、

この介入で

理由を追求して治す

という専門性を

活かすことができている

のでしょうか?

 

理ハビリテーション(リハビリテーション)の視点が大切?

貴方は、

『運動=リハビリテーション』は成り立つと思いますか?

 

では・・・

『リハビリテーション=運動』は成り立つと思いますか?

 

筆者は、

 

「前者は成り立ち」

 

「後者は成り立たない」

 

と考えています。

 

つまり・・・

『運動=リハビリテーション』

ですが、

『リハビリテーション≠運動』

と考えています。

※正確に言うと『リハビリテーション≠運動のみ』ですが

 

『リハビリテーション』についてWikipediaさんに聞いてみました・・・

【re】再び

【habilis】適した

 

リ+ハビリテーション

なのですね。

 

リハビリテーションのことを、

『全人間的復権』や『社会復帰』

と言い換えることもあります。

 

つまり、

人生の質(QOL)を

目的にしているのが

リハビリテーション

ということです。

※全人間的=身体的、精神的、社会的、職業的、経済的…

 

WHO(世界保健機関.1981)の定義においても

『障がい者の社会的統合を達成するためのあらゆる手段』

とされており、

リハビリテーションとは

運動のみを示すのではなく、

環境調整なども含めた

大きな概念ということ

になりますね。

 

食事を支援するお弁当屋さんや、

自分では引っ越しができない時に

引っ越しをしてくれる

引っ越し業者なども、

ある意味、リハビリテーション職である

と筆者は考えています。

(http://www.fugetsufoods.com/kakutenyori.html)

 

(http://www.mrf-ip.com/blog/0341/)

 

ADLやQOLの向上に繋がらない

単なる過剰な機能面への介入は、

リハビリテーションからは外れてしまい、

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の

自己満足になります(-_-)

 

リハビリテーションの中に

理学療法・作業療法・言語聴覚療法が

完全に入っている

というよりも

少し独立しているようなイメージ

ですかね。

 

『治せる』

かつ

『ADL・QOLに繋げられる』

介入ができる

セラピストに

なるためには、

この重なりの部分を

意識していきたいですね!!

 

【最後に】リハビリテーションの定義を再確認しよう!

 

理学療法・作業療法・言語聴覚療法と

リハビリテーションを区別することは、

治せるセラピストにとって

大切なことではないでしょうか?

 

画一的な介入から

脱するためには

『評価』が重要

ですね。

 

次回からは、

『評価』について

整理・細分化しつつ、

実践的な内容についても

考えていきます(^^)/

 

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些細なことでも、どんどん質問して下さいね!

 

#理学療法士 #作業療法士 #言語聴覚士 #リハビリ #評価 #治療

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