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理学療法士・作業療法士 | 育休事情を考える

投稿日:2019年10月31日 更新日:

働く女性セラピストにとって、

結婚~出産~育児というのは誰しも考えることです。

子育て支援の輪は近年特に広がっており、

2019年10月からは幼児教育・保育の無償化が始まり、より支援は手厚くなる傾向にあります。

セラピストの育休事情とは、一般企業と比べてどうなのでしょうか?

基本の知識を知っておくことで、

いざという時に焦らず支援を受けやすくなります。

もちろん女性だけでなく、男性セラピストも知っておくべき内容ですよ!

 

 

知っていて当たり前?育休の基本

育休(育児休業)は育児・介護休業法によって定められた制度です。

出産前6週間~出産後8週間は、産休(産前産後休業)が認められており、

育休は産休が終わった次の日から、子どもが1歳になる誕生日の前日まで取ることができます。

産前・産後休業(産休)については女性であれば誰でも取得でき、

育児休業に関しては男性、女性に関わらず育児のために取得することが認められています。

2018年の育休取得率は
女性:82.2% (対前年度比 1.0ポイント低下)
男性:6.16% (対前年度比 1.02ポイント上昇)
となっており、男性の取得率は増加傾向にありますが、依然低いのが現状です。

それぞれの取得期間は以下の通り。
〇産前休業:出産日以前42日間(双子以上の場合は98日間)
〇産後休業:出産翌日から56日間
〇育児休業:産後休業~子どもが1歳になる誕生日の前日まで

注意が必要なのは、

産前休暇は「申請日から出産日」を対象とするため、

予定日より早く出産した場合は短くなり、

逆に出産予定日より遅れた場合は長くなるところです。

産後休暇は予定日とは関係なく、

また申請も必要なく原則8週間就業禁止です。

医師から就業可能という診断が出た場合に限り、

早めに復帰することができます。

 

セラピストもチェックしておきたい | 出産~育休でもらえるお金

子育て支援のため、色々な種類の給付金制度が設定されています。

1人を出産し育児すると、

なんとほとんどの人が妊娠から育児までの公的な支援として、計250万円もの支援を受けられるのです。

妊婦健診に約10万円、出産時に42万円、子どもが中学校を卒業するまでの児童手当。これらを合計すると約198万円になります。

ただし、多くは自分自身で申請しないともらえないため、
きちんとチェックしておくことが大切です。

①社会保険料の免除

申請の時期:産前休業・育児休業を開始したら
必要な手続き:産前産後休業取得者申出書を年金事務所へ提出
免除される期間:原則、産前産後休業「開始月」から「終了前月」まで

②出産育児一時金

正常分娩の場合は健康保険の適用外ですが、健康保険から「出産育児一時金」として、子ども1人につき42万円が支給されます(双子であれば84万円)。
※多くの病院では直接支払制度が利用できます。その場合は下記の申請は必要ありません。
申請の時期:出産をしたら
必要な手続き:出産育児一時金請求書を協会けんぽへ提出
支給される時期:請求をしてから1ヶ月前後

③出産手当金

産休中の給料が減額、もしくはゼロになった場合に健康保険組合から「出産手当金」が受け取れます。支給額は、休業前の給料の3分の2程度です。
申請の時期:産後休業が終了後
必要な手続き:出産手当金申請書を協会けんぽへ提出
支給される時期:申請をしてから2〜4週間後
対象となる期間:出産日を含む(出産日が予定日より遅れたときは予定日)前42日目(多胎の場合98日目)から、出産日の翌日から56日目までの範囲で会社を休んだ日数分。
支給される金額:給与の3分の2

④育児休業給付金

支給額は、育児休業開始から180日までは、おおむね休業前の給料の67%、
181日以降は50%となります。
育児休業給付金には、税金や社会保険料がかかりません。
健康保険の保険料も免除されますが、それまで通りの自己負担額で受診できます。
※給付には次の全てを満たしていることが条件となります。
・雇用保険加入者
・事業所で1年以上雇用されている方
・子供が1歳を超えてからも引き続き雇用される見込みのある方

⑤児童手当

0~3歳の子供一人につき15000円が受け取れます。
必要となる手続き:在住の市町村区役所に申請が必要
※申請し忘れても遡って給付されることは無いので注意が必要です。

育休復帰で気をつけたいことは?

保育園には入れる?

まだまだ問題となっているのが「待機児童」です。

保育園に入れる、入れない、の分かれ道は対策ひとつで変わります。

多くの保育園は、ポイント制で合否を決めています。

保育ニーズによってポイントが決められるパターンがほとんどです。

シングルマザーであったり、

両親が共働きの家庭、

祖父母が高齢でありサポートしてくれる周りがいない場合、

お子さんに障害がある場合、

など、様々な条件を加味されて優先順位が決まります。

自分の家がいかに保育園への入園が必要か、

アピールして優先順位を上げてもらう努力が必要なのです。

 

ちなみに、

保育所への入所を希望し申し込みをしているが入所できない場合、

育児休業を1歳6カ月まで延長することも可能です。

復帰時期は慎重に決めよう

保育園が決まった!さあ預けて仕事復帰!

と思っても、注意が必要です。

お子さんは、今までずっとお母さんと一緒に家の中だけで過ごしてきて、

保育園という新たな環境に入り、母親と離れる、という初めての大きな経験をします。

そのため、預け始めの頃は体調を崩しやすいお子さんも多く、

保育園から呼び出される頻度も多くなります。

保育園には

「慣らし保育」

という期間も存在します。

短時間の預け入れで保育園に慣れる練習をする期間です。

慣らし保育期間中はお子さんは早く帰宅します。

保育園の入園日を仕事復帰日にしてしまうと、早退しなければなりません。

慣らし保育期間を過ぎてから復帰するように予定を立てておく必要があります。

まとめ

本日のまとめは以下の通り。

・「育休」は厳密には
①産前休暇
②産後休暇
③育児休暇
の3つがある。

・育休中もらえるお金は確実に申請すれば250万円受け取れる。

・保育園の入園時期と仕事復帰日は余裕を持たせて設定する。

ポイントをしっかり押さえて、
ママもパパも安心した子育てをできるといいですね。

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