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理学療法士・作業療法士 | 偽薬はリハビリ現場における救世主になるか?

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「先生、痛みが治らないんです。

整形外科の先生に痛み止め出してもらって飲んでるのに

効かないんです。もっと強い薬じゃないとダメなのかな?」

 

リハビリ現場、特に外来リハを担当したことがあるセラピストなら

誰でもこのような経験したことがあるのではないでしょうか?

 

患者様によっては薬が何十種類も出てたり

痛み止めを複数飲んでたり

病院を何件も回っている患者様もおられるほどです。

 

日本は超高齢化社会に突入してきており、年々医療費は高騰しています。

その中でも日本の薬代は7.5兆円にまで膨らんでいて、

理由の一つに薬の飲み過ぎが考えられているという話まであるようです。

そんな中、先日このような記事を見つけました。

 

【ABC特集】“偽薬(ぎやく)”はニセモノ?本物? プラセボ効果は増大する医療費抑制の特効薬になるか?(yahooニュースより)

医療従事者なら誰でも聞いたことがある

プラセボ効果を偽薬を使って体験させようという実験がありました。

 

プラセボ効果とは

プラシーボ効果(プラセボ効果)とは、本来は薬としての効果を持たない物質によって、

得られる効果のことです。

デンプンなどを使い、薬のように見せた物を偽薬、またはプラシーボと言います。

プラシーボ効果は無視できないもので、プラシーボ効果のみを目的とした偽薬を販売している会社もあるくらいです。

プラシーボ効果は特に痛み、不眠、下痢に影響を及ぼし、

ある実験では偽薬を飲ませた人の30%に鎮痛効果があったとの報告があります。

また、体の細かい生理現象や臨床検査値にまでも影響を与えることがあります。

しかし、偽薬によって副作用(有害な作用)が出ることもあります。

※全日本民医連より引用

 

この記事によると実験対象者6名はそれぞれ体に痛みを抱えていて、

薬を飲んでいる人たちのようです。

彼らににミネラルウォーターに砂糖を混ぜたものを飲んでもらうと

痛みの度合いが軽減するという結果が現れたそうです。

このように思い込みによって効果が得られることもあるんです。

 

リハビリ現場でも同じようなことがあります。

 

あるセラピストの治療はよく効くんですという評判から、

その先生に見てもらうとたちまち良くなったという患者様をみたことはありませんか?

 

どんな先生に見てもらっても治らなかったのに、

たちどころに良くなりましたという患者様。

 

もちろんセラピストの腕も関係するのですが、

プラセボ効果を生むことで患者様を治療することもできるのです。

 

逆のプラセボ効果にも要注意です。

自由, 空, 手, 手錠, 雲, 男, 泥棒, Hiv, エイズ, リリース

例えばジェネリックは効かないと思い込んでいる方には、

この思い込みがマイナスのプラセボ効果を生むと、

薬の効果が低くなってしまうことがあるようです。

 

この先生の治療は効かないと思われると、

どれだけ良い治療をしても効果が現れないことがあるかもしれません。

 

思い込みを捨てさせ、マイナスのプラセボ効果を取り除くことで

治療の好循環を生み出す話術や技術もセラピストの宿命ですね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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