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【Qセラシリーズ6-①】回復期リハビリテーション病棟の専門性って何ですか?

投稿日:2019年11月11日 更新日:

こんにちは、PTみふぁら♪です。

前回までのQセラシリーズの機能面や

評価などについての記事とはガラッと変わって・・・

第6弾は、『回復期リハビリテーション病棟』について考えてみましょう(^^)/

『回復期』と『回復期リハビリテーション病棟』

の違いを語ることはできますか?

『回復期リハビリテーション病棟の専門性って何ですか?』

という質問に答えるための視点を紹介していきます。

 

回復期≠回復期リハビリテーション病棟?

 

 

皆さんは『回復期リハビリテーション病棟ってどんなところ?』

と聞かれた時・・・

どのように答えますか?

 

・・・

 

回復の時期にリハビリテーションを集中的に行う病棟?

ADLの向上を図る病棟?

 

・・・

 

毎年誕生する1万人以上のセラピストの多くが

回復期リハビリテーション病棟に就職しているため、

回復期リハビリテーション病棟では若手のセラピストが

多数を占めているのが現状ですね。

一方、回復期リハビリテーション病棟の専門性について

深く理解する機会は少ないように思います(>_<)

 

学校の授業で詳しく習ったことがない・・・

 

回復期リハビリテーション病棟に特化したセミナーはほとんどないし、

学会にも参加したけど考え方を具体的に臨床に活かせていない・・・

 

回復期リハビリテーション病棟は骨折などの受傷後・手術後や

脳卒中などの発症後の回復の時期ではあるものの、

単に回復の時期に集中的に理学療法・作業療法・言語聴覚療法

(いわゆる狭義の意味のリハビリテーション)を行うための病棟ではありません。

 

※Qセラシリーズ④-1参照

 

多職種連携のもと広義のリハビリテーションを展開し、

様々な取り組みや工夫をしながら介入していく、とてもやりがいのある楽しい病棟なのです。

 

 

the Kaifukuki rehabilitation ward!!

 

この記事をご覧になっている皆さんは、

回復期リハビリテーション病棟が2000年に新設されたことはご存知ですよね?

同年に介護保険制度もスタートし、

制度上、回復期と生活期のリハビリテーションが明確に位置づけられました。

2000年を、地域における『リハ医療整備元年』とも言うそうです(^^)v

 

そんな回復期リハビリテーション病棟・・・

 

実は世界的にみても非常にユニーク(独特)な病棟なのです。

欧米の救急病院の受け皿的な病棟(PARCUなど)に入院できるのは数週間ですが、

最大で半年間という長期間をかけて

病院でリハビリテーションを受けられる

専門病棟は他に類を見ないとのことです。

 

英文表記でもthe Kaifukuki rehabilitation ward(KRW)とされており、

この点からもこの病棟がいかに独特な病棟なのかが分かります。

 

 

これまでの制度の経過を遡ることで

その特徴をつかむことができます。

これを整理すると、回復期リハビリテーション病棟のミッションは・・・

『重度障がい者を医学的管理の下、多職種チームによる集中リハビリ・ケアにより、ADLを改善し、在宅復帰に繋ぐ』

ということになります!!

ただこのミッションだけを読むと、

まあ、当たり前のことやん!!となってしまいますが、

この言葉をいかに臨床に落とし込むかが重要になってきます(^^)/

今後数回にわたって、介入視点や工夫点を紹介していきますね。

 

 

 

 

回復期リハビリテーション病棟はゴールでもありスタートでもある!!

 

 

 

回復期リハビリテーションの目的は、

ADLの向上による『寝たきり防止と家庭復帰』と言われています。

つまり、要介護状態の改善と在宅復帰の推進をしているのですが、

意識したいのは・・・

 

『リハビリ前置主義』です(^^)v

 

簡単に言うと、介護保険取得前には

当然リハビリテーションしてるよね?といった感じです。

 

回復期リハビリテーション病棟は、

介護保険移行の最後の砦なのです!!

さらに言い換えると、

回復期は生活期リハビリテーションのスタート

ということにもなります。

 

ゴールでもありスタートでもあるということは、

多職種の連携が大切ですね。

病院内での横の連携のみならず、

退院後の地域のスタッフへの縦の連携、

さらには筆者は家族を巻き込んだ家族連携も重要だと考えています!!

この連携の質を上げるための工夫点はまた今後紹介していきますね(^^)/

 

 

回復期リハビリテーション病棟のスペシャリストになりたい!!

回復期リハビリテーション病棟でPT・OT・STの専門性を活かしきれていない気がする・・・

回復期リハビリテーション病棟ならではの機能面への介入視点を手に入れたい!!

取得単位のノルマばかり気にする日々が続いてしまっている・・・

『リハビリテーションの本質』についてこれまでにないような視点から考えてみたい!!

 

という方は、こんなセミナーも開催しますので、ぜひどうぞ↓

in関西(https://seminar.ep-och.com/seminar/13773)

in四国(https://seminar.ep-och.com/seminar/14309)

 

 

さいごに

回復期リハビリテーション病棟は

回復の時期のリハビリテーションに留まらない独特な病棟なのですね。

独特ということは、それぞれの病院や病棟がその地域の特性や

働くスタッフの特性に合わせた工夫により、

オンリーワンな病棟を創りあげてかまわないということです。

正解はありません!!

次回からは具体的な視点や工夫点を紹介していきますね(^^)

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