国家試験を終え
無事理学療法士・作業療法士の資格を取得しても
終わらないのがセラピストの世界です。
更なるスキルアップのため、
新たな資格を取ろうと思う人も多いでしょう。
どんな資格が
理学療法士・作業療法士にとって、
必要となってくるのでしょうか。
働き方を広げていくためにも
「自分の専門分野×○○」
という考えが広まってきています。
介護分野で働きたいなら ケアマネージャー
ケアマネージャーとは、
介護保険制度に基づいて
ケアマネジメントを行うための資格です。
ケアプランの作成が
主な仕事内容と捉えられがちですが、
介護サービスが必要な人と
サービス事業所をつなぐ
調整役
としての重要な役割を担っています。
介護部門で働こうと思うなら、
介護保険制度の知識は必要となってきます。
ケアマネージャー資格を持っていることで、
介護業界からも専門知識やスキルがあると
評価してもらえます。
近年受講者が増えている 呼吸認定療法士
正式名称は
「3学会合同呼吸療法認定士」
といいます。
「3学会(特定非営利活動法人 日本胸部外科学会、一般社団法人 日本呼吸器学会、公益社団法人 日本麻酔科学会)から選出された委員により構成されている「3学会合同呼吸療法認定士認定委員会」が受講資格を有すると判定した者のうち、同委員会が実施する認定講習会の課程を履修したのち、同委員会が施行する認定試験において一定の合格基準に達した者に与えられるものです。」
人工呼吸器などの重症患者の呼吸管理をはじめ、
呼吸療法に関する知識が
必要とされることが増えてきました。
チーム医療の一員として、
呼吸リハビリテーションを行い、
医師に提言を行ったり、
臨床工学技士などとも連携して
呼吸の改善を目指します。
認定更新制度により、
5年毎に更新が必要です。
在学中にも資格が取れる 福祉住環境コーディネーター
福祉住環境コーディネーターとは、
高齢者や障がい者が安全かつ快適な暮らしができるよう、
現状の住環境をより住みやすく・使いやすくするための
提案を行う役目を担う資格です。
高齢者社会となり、
在院日数も短くなり、
自宅で生活する高齢者も増えてきて、
住環境に関する提案をする機会は
在宅分野で働く
リハビリテーション職種だけでなく、
病院勤務のセラピストにも
必要となってきます。
リハビリテーション職種だけでなく、
建築士や介護士、ケアマネージャー
などの中にも取得する人が多くいます。
2・3級の合格率は約50%、1級の合格率は5~10%です。
1級は2級の合格者のみが受験できますが、
2級であれば養成校に在学中でも
取得することができます。
作業療法士ならこれ! 生活行為向上マネジメント
日本作業療法士協会によると、
生活行為は
「人が生きていくうえで営まれる生活全般の行為」
として位置付けられています。
生活行為に着目したアプローチを徹底することにより、
作業療法士の役割を、
より明確化していこうという動きがあるのです。
生活行為向上マネジメントは、
作業療法を見える化したツールです。
取得には
作業療法士協会が主催する研修会へ参加する方法
自分自身で書籍などから学ぶ方法
があります。
生活行為向上マネジメントは、
今後の作業療法士にとって、
欠かせない知識・資格になっていきます。
まとめ
いかがでしたか?
業務や日々の診療に活かせる資格を持つことは
転職時の大きなアピールポイントにもなります。
他にもたくさんの資格がありますので
貴方のやりたいことに合わせた資格を
取得してみてはか?
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