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【理学療法士・作業療法士】「血液が減る恐怖」廃用症候群は筋力低下だけではない

投稿日:2019年7月31日 更新日:

リハビリテーションの臨床で多く出会うのが、「立ちくらみ」、「めまい」です。

理学療法士・作業療法士である貴方は「立ちくらみのメカニズム」をご存知ですか?

 

目次

  • 【理学療法士・作業療法士は必須】長期臥床は血液をも失う
  • 【理学療法士・作業療法士なら知っている?】重力が及ぼす身体への影響
  • 【最後に】リハビリテーションに必要な摂取カロリーの計算と栄養状態

 

急な血圧低下により「立ちくらみ」を引き起こしますが、

「起立性低血圧」は、自律神経がうまく働かないため、心臓が十分な血液を脳や組織に送れないことが原因

になります。

 

 

さて、少し話は変わりますが、

宇宙飛行士は、無重力下で活動するため、様々な廃用症候群と戦っていかなければいけません。

そんな彼らの「廃用症候群を研究しよう」というデータをみつけました。

この研究データを作成するのに、「60日間寝ているだけで170万円の報酬」NASAが用意したようです。

あなたならやりますか? 

 

【理学療法士・作業療法士は必須】長期臥床は血液をも失う

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理学療法士・作業療法士のあなたなら「長期臥床に伴う廃用症候群」はよくご存知でしょう。

そして、一番最初に挙がる例として筋力低下が思い浮かびませんか?

しかしながら私は「筋力低下よりも循環動態をきちんと理解しておく必要がある」と感じています。

なぜなら、「筋力をつけたくても、栄養素が届かなければどれだけ運動したところで筋力がつくはずはないから」です。

 

では、「なぜ血液は失われていく」のでしょうか?

【理学療法士・作業療法士なら知っている?】重力が及ぼす身体への影響

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ヒトの体は重力によって支配されています。

脊柱起立筋は、抗重力位に常に働きますし、骨は重力の影響から、骨密度を正常に保つことができます。

逆に、重力から開放されると骨粗鬆症が進行したり、抗重力筋は筋力を発揮できず、筋力低下してしまいますよね

 

同様に、寝たきり状態が引き起こす循環調節能力の低下は全血液量の減少によるものと報告されています。

つまり、臥床状態では重力の影響が無くなり、立位に比較して血液が上半身により多く配分され、胸腔や腎臓の血流量も増加します。

このため、体液を調節しているホルモンが抑制されて尿の排泄量が増加するので、体液が減少します。

体液の減少は、血漿量を減少させ、更に、全血液量の減少を引き起こします。

この結果、一回拍出量も少なくなるので安静時心拍数が増大するのです。

 

患者さん・利用者さんで安静時心拍数が増大している方いらっしゃいませんか?

 

この様に、除重力位では、筋力だけではなく、循環器系にも多大な影響を及ぼしているのです。

このあたりを、きちんと理解した上で、運動療法を行っていきましょう。

【最後に】リハビリテーションに必要な摂取カロリーの計算と栄養状態

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病院食で、「本当にリハビリがうまく進むものなのか?」と疑問になりませんか?

私は常日頃から思うことがあります。

病院で、摂取カロリーや栄養状態を管理されている患者様であればいざしらず、施設での食事量や摂取カロリーで「本当に適切なリハビリ」が行えるのか?

 

あなたは疑問に思ったことはありませんか?

ざっくりではありますが、

「高齢者施設の食事摂取カロリーは1500~1700kcal塩分約8g以下」とされていることが多いそうです。

しかしながら、「これからリハビリを頑張ろう」としている方にとって本当に、このカロリー量は正しいのでしょうか?

そこで

「高齢者にとって必要な摂取カロリーを計算する方法」

を見つけました。

(例)80歳男性の場合

身長160cm、身体活動レベル「II(ふつう)」で計算します。

 1) 適正体重:1.6×1.6×22=56.3kg

 2) 基礎代謝量/日:56.3kg×21.5=1211kcal

 3) 推定エネルギー必要量/日:1211kcal×1.70=約2060kcal

 「2060kcal」が80歳男性の必要カロリーです。

引用先:高齢者にとって必要なカロリーは?計算方法・食事量の目安について解説 | まごころ弁当

もちろん、食事制限やその他の影響もあると思いますが

今回の記事から、「患者様のリハビリを進める参考」になれば幸いです。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました!

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