理学療法士・作業療法士の皆さんの中には
そろそろ別の分野に進みたい・・・
違う職場も経験したい・・・
もっといい給料の所で働きたい・・・
と転職を考える人も多いのではないでしょうか?
その中には、
実際に転職をするタイミング、
転職に向けて動き出す時期
というのはいつがいいのか、
悩む人も多いと思います。
この記事の目次
リハビリテーション職種の転職者の多い時期
結婚や出産といった大きく家庭環境が変わるタイミング
に合わせるというのは一番自然な形ですが、
他の理由であれば、
ある意味いつ転職するかどうかは自分自身の判断しかありません。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士で退職者が多く出るのは、
1~3月と8~10月です。
どちらも丁度ボーナスが出た後のタイミング。
誰もがボーナスを受け取ってから退職しよう、
と考えるのは当たり前ですね。
1~3月の退職は丁度年度が替わるタイミングと重なるので、
退職者が特に多くなる傾向にあります。
(ちなみに筆者の職場は同時に8人退職しました・・・)
理学療法士・作業療法士は知っておくべき求人の多く出る時期
1年間で大きく分けて2つの時期に出る傾向があります。
①12月~3月
②7月~10月
日本では新年度は4月から始まりますので、
12~3月に新卒採用が決まります。
これと同じタイミングで経験者の採用もしよう
とする病院や施設が多い傾向です。
また、夏のボーナスをもらってから辞める人が多いことから、
7~10月に求人を出す病院や施設も多くあります。
転職のベストタイミングは○月だ!
求人が多く出る2つの時期のうち、
転職を考える多くの人が
4月の新年度からの入職を狙う傾向にあります。
冬の時期に退職を伝えて、春に向けて転職活動するパターンが多いでしょう。
つまり4月入職を狙う、12~3月での転職活動は、
競争率が高いことを意味します。
ということは
ライバルが少ない7~10月の時期に入職する方が、
より良い求人に巡り合い、採用を勝ち取る確率が高くなる、
転職のベストタイミングと言えるでしょう。
逆に中途半端な時期に転職しようと思っても、
いい求人が出ていなかったり、
退職時期の明確な理由なければ
履歴書を見た時に、採用者に不信感を抱かれる可能性があるので要注意です。
転職に動き出すのは○ヵ月前までに
退職を伝える時期
普通の病院や施設であれば、
退職の意思を伝えるのは
3か月前までが良いとされています。
雇用契約書にもそう記載しているところが多いでしょう。
引継ぎなどもあるので早く報告するのに越したことはありません。
一応、法律上では2週間前までに退職を報告すれば良いのですが、
引継ぎなど、後のスタッフに迷惑が掛かることは想像がつきます。
立つ鳥跡を濁さず。
退職後にどんな形で再会するとも限りません。
最後までスッキリと職場を去れるように、
準備は早め早めがいいですね。
転職活動を始める時期
転職活動は、もちろん働きながらでも可能です。
退職前に次の職場が決まっていれば、
「転職先が見つからない・・・
これからどうやって生きていこう・・・」
なんて将来の心配をする不安はありません。
転職活動にはおおよそ4~5ヵ月ほど余裕をもって考えると良いでしょう。
実際に動き始めるのは退職3~4ヵ月前でもいいですが、
それまでに情報収集をしたり、
それとなく周りに退職のニュアンスを伝えたりして、
転職に向けての下準備を行うと良いですね。
転職活動には転職サイトを最大限活用しよう
働きながら転職活動をするのは、
時間的にも体力的にも大変なストレスです。
そこで無料で利用できる転職サイトを利用して
効率よく活動を行うのが望ましいです。
もし転職しようと考えているなら、
早めに転職サイトに登録しておきましょう。
すぐに転職しよう、と思っていなくても
いい求人がふと飛び込んでくることもありますし、
じっくりといくつもの候補の中から
自分に合った職場を選んでいくことができます。
転職サイトに登録すると、
希望の求人を代わりに探してくれるだけでなく、
面接の日程調整や履歴書添削、
言いにくい給与交渉までしてくれます。
転職サイトのスタッフに自分の希望を明確に伝え、
自分の入りたいと思う職場を見つけてもらいましょう。
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